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日本で大人気のドバイみやげとは??

我が家は、現在4月上旬の一時帰国を計画中です。
主な目的は「ドバイ生活延長に向けての追加買い出し」ですが、身内や旧知の仲間たちとの再会も楽しみにしています。
しかし手ぶらで帰るのもなんですなぁ。

そんなわけで、おみやげの買い出しです。

ばら撒き菓子として一番人気は、レバノンのブランンドチョコ「Patchi」。美味です。中東の王室ご用達チョコなんだとか。ばら撒き菓子と言っても、コレお安くはないですぞ。感謝して食え。
しかし親しい相手には、消えモノだけでなく何か形で残るモノを渡したいもの。多少の笑いも取りたいところですよね

f0100050_413548.jpgそんな時、我が家の一押しは、この首振り人形。このブログでもたびたび登場しています。我が家では「アハマッド君」と呼んでいます。

ところがですな、過去にアラブ女の子事情でアラブのバービー人形「Fulla」を紹介して以降、コレをリクエストされるケースが多いんですヨ。確かに、アバヤ姉さんの人形って珍しいし、たぶん中東でしか手に入りません。
なので、一度日本の仲間にお土産として持って帰った後も探していたんです。ところがどうしたもんか店頭から一斉に消え、すっかり手に入らなくなってしまった...人気が無いのかなぁ?現在は超品薄です。

f0100050_4174662.jpgそんな中、ローカル色の強いスーパーにて、ようやく見つけましたヨ。以前の黒オバケ仕様とは少し違いますが(写真右)...
同時に、他のメーカーの製品も発見(写真左)!コチラは「Jamila」という名前です。日本の「リカちゃん」に対する「ジェニーちゃん」ってところでしょうか。
ただ、このJamilaには何と...

f0100050_4233789.jpg夫がいる!!その名は「Jamil」。まあ、我が国の「リカちゃん」にも彼氏はいましたが...それも、「わたるくん」→「マサトくん」→「イサムくん」→「かけるくん」→「レンくん」と、清楚な顔に似合わず実に忙しい男性遍歴で、それはそれでどうかと思うけど...夫!!この設定は世界でも類を見ないかもしれませんなぁ。イスラム社会では自由恋愛などなく、兄弟以外の男性と仲良くなる=親が決めた結婚相手ですから、当然の流れっちゃあその通りなんですが。

f0100050_4295568.jpg中東の男らしさとは、こうだ!と言わんばかりにディスタージャ(オバQ)+濃い眉+ヒゲ面を再現。美意識の違いを感じますね。お子ちゃま向けでもコレかい...
リアルさを追求するなら、まゆ毛をつながり気味に、そして腹まわりにはもう少しボリュームを持たせたいところ。Jamil、おみやげとしてのインパクトはJamilaをはるかに上回り、主役を喰ってる感があります。や、やるな...

f0100050_4373687.jpgさらに、この「Jamila」「Jamil」には、他にも驚きのポイントが。それは商品パッケージ裏側のイラスト。
女の子の夢の世界がコレってどうなの...高級車やブランド品に囲まれ、子供をたくさん作る、それが女性の幸せのゴールライン、という企画者の意図がまじまじと...うーんアラブスタンダードだ。私は日本人なんで、自分ちの子供には選びませんなぁ、コレ。深読みし過ぎかも知れませんが...今回はあくまで分別のある大人向けのインパクトおみやげですヨ。

今回発見した「Jamila」「Jamil」も品薄でしたので、棚買いしました。他のドバイ在住の皆さん、お好みでしたら頑張って探して下さいね。ハードルは結構高いですよぉ。狙い目はToy Storeやトイザラスよりもカルフール、またはGeantやHyper Pandaなどのローカル資本系スーパーです。
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by enjoydubai | 2009-03-22 04:44 | 日々の暮らし

サウジの文化イベント、ジェナドリアに行ってきた

どうも最近更新が滞り気味ですが、ネタは日々溜まっています。タイムリーではないですが、小出しに更新していこうと思います。

f0100050_520216.jpg3月初旬、久しぶりにサウジを訪問しました。
好きか嫌いかと聞かれれば間違いなく嫌いなサウジ...ですが、お仕事です。仕方ありませんね。今回の目的は色々ですが、その一つが年に一度、首都リヤド近郊で開催される文化イベントであるJinadriyah(ジェナドリア)の視察でございます。我が社も協賛しているローカルイベントなのですが、コレが本当に協賛するに値するイベントなのかを日本人の目で見極め、有益であれば来年以降の方向性を探るのが今回の使命です。

f0100050_6234961.jpg大都市リヤドから車で小1時間ほど走った、な~んもない砂漠の中でジェナドリアは開催されます。15日間の開催期間中延べ100万人が訪れるという、規模としてはかなり大きなイベントです。
しかし王族も訪れるイベントのため、軍&警察による厳しいセキュリティが実施されており、会場と外界が完全に遮断されているため、お祭り会場特有の楽しげな雰囲気は無く、なんか閑散とした感じが...他国のイベントとは雰囲気が全く違います。通門時には厳しいチェック。サウジのイベントはいつもそうですが、ピリピリした雰囲気が漂います。いつものように、入場パスなどあまり用を成さず、王族系の言葉添えを楯にネゴって入場。アラブ人を相手にする中で最も疲れる瞬間です。

f0100050_5345434.jpgこちら会場全景。開催中ですよ、コレ。本当にそんなにデカいイベントなのかしらん...
ちなみに今年は3月上旬でしたが、例年は2月。今年はアブドラ国王の都合が悪く延期されたのだとか。サウジのイベント運営は全てにおいてこんな感じで、だいたい開催時期の2週間くらい前まで待たないとスケジュールが決まらないんです。全てはアッラーのおぼし召し...王国なんでしょうがないです、ハイ。

f0100050_5405236.jpgところが、中に入ってみてビックリ。なんじゃ、この人出の多さは?
外から見えた建物は、実はそれぞれがサウジの各地域の文化を紹介するパビリオンでした。ジェナドリアの正体は、サウジの地方万博博覧会だったのです。
加えてこの日は女性の入場が家族帯同を条件に認められる「Family Day」でした。普段は見渡す限りヒゲ、ヒゲ、ヒゲです。ワタシも中東に3年住んでいて、こんな黒オバケばっかの光景を目の当たりにするのは初めてです。21世紀の現在でも厳格に「男女は席を同じくせず。同じ空間に居ること自体がダメ、ゼッタイ!!」なサウジ、本当は我々も女性の家族を帯同していないと入れないのですが、スポンサーとして特別に許可してもらってます。
ちなみに昨年までは「Ladies Day」として開催期間中1日のみ女性の入場を許可していましたが、今年からは「Family Day」として3日間に拡大されました。「どうだい、サウジでも女性解放が進んでるだろ?」我々の常識からすれば悪い冗談ですが、事実これはサウジでは今までになかった大盤振る舞いなんですヨ。会場には女性のアンケート調査員なんてのもいて(サウジでは今まではあり得なかった)、インタビューされてる間は宗教警察がイチャモンつけてくるんじゃないかとヒヤヒヤし、変な汗をかいちゃいましたヨ。(ちなみに同行していたカメラマンは会場の写真を撮ろうとして「女性にカメラを向けるな!」と軍人に一喝されました)

f0100050_550111.jpgさて、サウジのローカル文化を語る上では絶対に欠かせない存在、それはラクダさん。会場の至る所で大活躍です。グフヘェェ~(ラクダの鳴き声ってこんな感じ)

f0100050_5553812.jpg色んなところで、サウジの昔ながらの風景が再現されてます。
井戸から水を汲んでます。

f0100050_5573578.jpgコチラは粉を挽いてるところです。

f0100050_5592388.jpgコチラは国境警備隊の雄姿。もちろん現在では車やヘリですが、イメージ的には未だにコレが原点なんです。サウジ人=14世紀人が金持っちゃった姿、と言われる所以です。どれぐらいピンボケ感があるかと言えば、日本の警視庁の建物に甲冑や江戸時代の捕り物グッズがデカデカと展示されちゃうイメージですな。

その他、ラクダさんたちはあちこちで人を運んだり、子供向けのアトラクション扱いだったりと大活躍です。さんざん働かされて最後は食べられちゃったりもするし。


総括すると、このジェナドリア、確かにとってもデカいイベントです。集客力もあります。企業が金を出して協賛する価値は十分にあるといえます。

あくまで日本人であり、イベント企画運営にも参画する立場にある私個人としては、毎年開催する大規模イベントとしては「???」なのですヨ。この内容って、間違いなく「例年大差ない」んですワ。間違いなく。

でもね。
コレはサウジでは「アリ」なんです。彼らは刺激に飢えているんです。しかも、女性を含めた家族で行けるイベントなんてそうそう無いんです。
加えてサウジには、観光目的では入国できません。コレは純粋にサウジ人によるサウジ人のためのイベントなんです。サウジがサウジである限り、ジェナドリアはこのままの内容で100年でも200年でも続くのでしょう。
ちなみに私にとっては恐らく一生に一度のイベントでしょうから、結構楽しめました。という事をお伝えしておこうと思います。別の日に開催されたラクダ大レース(我が社がスポンサー)を見たかったなぁ。

なお、この後、想定外にサウジの現地会社の幹部に自宅に招待され、デーツ・激甘紅茶・マンディー(羊の丸ごと蒸し焼き)等々のサウジフルコース攻撃を受けました。想定していなかっただけに、コタえた...歓待してくれているのですから感謝せねばならないのですが、サウジローカルの食生活には3年経っても慣れません...
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by enjoydubai | 2009-03-21 06:16 | 都市の紹介

円高狂想曲

f0100050_23585684.jpg現在、日本円の相場は非常に不安定な状態となっていますな。
世界経済失速の影響を受け消費が冷え込みつつある中東において、日本企業は円高のダブルパンチを喰らっています。こうなると、会社ですから「為替損益分を営業努力で何とかせい」となり、販売の最前線に近い部署はてんてこ舞いとなるわけです。

ワタシの部署も、例にもれず現在てんてこまいです。
が、09年1月初頭に1ドル88円台をつけた日本円はその後じりじりと値を下げ、2月28日現在は97円台中盤。日本の現政権の不安定さによる国際的信用低下なども手伝い、3月の早い時期での100円台回復も見えてきました。
そうすると、超円高をベースに構築した代案は全て裏目に出ること事になります。まあ、為替がどちらに振れても対応できる駒を持つのは当然ですが悪いことではありませんから、「あんなに忙しい目に遭ったのに、仕事が無駄になった」と嘆かず前向きにとらえることが重要でしょう。

現在の円高は、円が強いというよりはドルが信用低下により価値を下げ、円がそのあおりを喰ったという要因が強いと見ています。日本円は長期的に見れば他の通貨に対して「強い」要素が乏しいので、今の円高が長期にわたる事は無いでしょう。
ところで中東の通貨は対ドル固定レートになっています。例えばワタシの住むUAEディルハムは1ドル=3.67AEDで常に固定です。ところが、生活消費財に関しては、中東はアメリカよりもECとの繋がりが深いです。食品の殆どはECもしくはECと経済的に近い地域からの輸入品です。つまり、日常的な決済はドル建てよりもユーロ建ての方が多いわけで、最近のドル安進行により中東通貨が連動して値を下げ、結果一般市場でインフレが発生してしまっています。生活者にとっては痛いです。例えばスーツのクリーニング。ワタシがドバイに来た06年、スーツ上下のクリーニング代金は20AEDでした。それが今や、48AED!倍以上です。

悪いことばかりでも無くて...ドバイでしている貯金ですが、1月のドル88円台で計算すると、最後に日本に送金した108円時点との比較で為替損だけで100万円近く吹っ飛ぶ計算でした。これ、だいぶ戻って来ました。ドバイを去る時点でいくらになっているかは「神のみぞ知る」ですが。逆に、日本の口座の貯金を円高ピーク時にコチラに全送金してたら、結構増えたのかしらと思ったり...

いやいや、為替は常に水モノなので、踊らされたら負けです。今の時代、半年後や1年後の為替環境なんて、そうそう正確に当てられるものではありません。
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by enjoydubai | 2009-03-01 00:29 | 日々の暮らし