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フジャイラ首長国訪問の旅

このところ、週末になるとゴロゴロ、だらだら...これではイカン!ということで、土曜日に家族でフジャイラ首長国を見物に行きました。

フジャイラ首長国訪問の旅_f0100050_2545384.jpgフジャイラ首長国は、UAEの東の外れの沿岸に位置する首長国。なにやら大きな史跡がある、というので今回の目的地に決定~。
ドバイからは、内陸の道路をひた走り、山越えをしてアプローチ。
Hatta砂漠のそばを通過すると、なにやらいつもの車窓の風景とはずいぶん違う景色に。少しオマーンの風景に似ているかも。枯れてしまった川の跡、「Wadi」もあちこちに見られます。

フジャイラ首長国訪問の旅_f0100050_2593925.jpg途中で、ラス・アル・ハイマ首長国のMasafi(マサフィ)という都市を通ります。この都市名は、中東に住んでいる人たちの間ではとても有名。ここは古くからオアシスとして有名な場所で、現在も水が湧くのですよ。ココの天然水は、「Masafi」ブランドの水として中東に広く流通しているのです。

フジャイラ首長国訪問の旅_f0100050_332099.jpg地域の名産品と、パチリ。

フジャイラ首長国訪問の旅_f0100050_363385.jpg水が出るだけあって、マサフィ周辺は農業も盛ん。道沿いには露店がたち、採れ採れの果物や野菜を販売しています。

フジャイラ首長国訪問の旅_f0100050_3283534.jpg山越えの後、到着しましたフジャイラ。ここはビーチリゾートの穴場。ドバイとは違って落ち着いた雰囲気、美しい海。ダイビングをする方には有名なスポットなのだとか。
お嬢さん、海の向こうは故郷日本...じゃなくてインド。日本は遠いなぁ。

フジャイラ首長国訪問の旅_f0100050_311239.jpgんで、こちらが本日の目的地、フジャイラ・フォート(フォートとは、城塞とか宮殿とか、という意味)。ネットで調べたところ、ここは16世紀の建造で、当時のシェイクの避暑地として建造された宮殿の跡地なのだとか。大きい!が、修復作業中で近付けない!!残念!
それにしても、あまりにもほったらかし。フォートの周辺には当時の住居跡なども残っているのだが、風化が進んでいます。文化財として結構な価値がありそうな感じですが、フォート本体以外はメンテナンスもされず、敷地内への車での乗り入れもOKだし(住居跡の間を縫って走れちゃったりと無法状態)、そこらじゅうにゴミが捨ててあるし、現場には管理人もおらず何の案内も無い。隣には博物館があるのだが開店休業状態。中東にはポツリポツリとこういったフォートが現存していますが、中東の人たちは歴史的建造物にはあまり関心がないみたい。何だかもったいない話だなぁ...

全行程約5時間の、日帰り観光旅行でした。UAEの首長国、残るはアジマンとウンム・アル・カイワイン(ここの名前がいつも覚えられない...)の2つ。全部行くぞぉ!
by enjoydubai | 2007-07-15 03:03 | 都市の紹介


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