ENJOY! DUBAI LIFE
2009-10-12T19:09:54+09:00
enjoydubai
ぐうたら駐在員の中東日記。ドバイ駐在期間中、中東での暮らしぶりを紹介します。
Excite Blog
遅ればせながらご挨拶。
http://enjoydubai.exblog.jp/12110808/
2009-10-12T19:09:55+09:00
2009-10-12T19:09:54+09:00
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日々の暮らし
帰国にあたっては、各種手続き、借りていたヴィラのこと、帰国後の荷物再搬入などなど、ブログネタには困らない事件事故が多発しました。その顛末を紹介したいのはやまやまなんですが、帰国後2週間経っても家は片付かず、荷物もまだ来ません。ネット環境整備もまだまだです。この記事は先に環境整備を完了した妻のPCからあげています。
なので、この場はひとまずご挨拶だけ。
ドバイ駐在時にお世話になった皆様、ありがとうございました。おかげさまで楽しい3年半でした。
ドバイや他の中東地域で新生活を始めるにあたって当ブログを参考にされている方へ。案ずるより産むが易しです。特にドバイは人口の8割が外国人という環境です。イスラム文化圏の割には異なる価値観や生活習慣に寛容です。それに、同じ事象に対しても感じ方は人それぞれです。どうせならポジティブに構えて生活を楽しんだ方が得ですよね。
日本での新生活が落ち着いたら、帰国編をアップしたいと思います。では、皆さん、しばしサヨウナラ...]]>
さよならドバイ、の準備開始
http://enjoydubai.exblog.jp/11786141/
2009-08-23T03:18:17+09:00
2009-08-23T03:18:16+09:00
2009-08-23T03:18:16+09:00
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日々の暮らし
我が家もドバイで4回目の夏を迎えました。まさかドバイで4回目のラマダン(断食月)を迎えるとは想像もしていませんでしたが...
我が家は一昨日まで1週間の夏休みを頂き、今回はイタリア北部4日+イスタンブール10時間弾丸観光の旅に出ていました。んで帰国早々にラマダン突入、という次第です。
これが我が家のドバイでの最後の夏休みになります。
はい。10月1日付で日本に帰任することが正式に決まりました。
今日(8月22日)、家財道具の一部を第一便として日本へ発送しました。いよいよ帰国に向けて具体的なアクションをスタートさせています。
実際は、愛犬(ミニシュナ、5歳)の日本再入国準備だけはかなり早い段階から始めていたんですけどね...まだまだ、各種申請書類の準備やドバイ側の口座・各種契約の解除、日本で住む家の前準備など、やらねばならない事が目白押しです。短期出張や単身赴任と違って、「ハイ、帰ります」というわけには行かないんですナ。しばらくは、仕事だけでなく生活面で忙しい目に遭いそうです。
というわけで、3年半細々と続けてきたこのブログですが、そろそろ中東生活の総括編に入りたいと思っております。]]>
眠れない夜。
http://enjoydubai.exblog.jp/11533119/
2009-07-16T04:22:00+09:00
2009-07-16T04:25:28+09:00
2009-07-16T04:22:07+09:00
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日々の暮らし
中東で暮らすにあたって、エアコンは生命線です。
でも、外気温が時には50℃をも超える環境。エアコンにも過酷です。
なので、ココでは、結構壊れます。エアコン。
今のヴィラ(戸建てタイプのアパート)に移ってきて3年。まあそうですねぇ...7~8カ月に一回かな、エアコンの故障。原因の多くは、エアコン本体というより建物の建てつけの悪さからくる、ドレン(排水管)詰まりですかね...ドレンが詰まると、エアコンはただの熱風を吹き出す送風機になってしまいます。
その次に多いのは、室外機の電気系統の故障。前回の修理の時に聞いたけど(その時は配電盤と何やらコンデンサらしきモノが付いたコントロールパネルを交換)、大体壊れる部品は決まっていて、それらの部品はもって1年なんだとか。修理業者は各メーカーのそういう部品を車に常備して走りまわってるんだそうです。
そう!エアコン壊れると、一晩だって寝れません!!ムリムリ!!
なので、壊れたらその日には直ってくれないと困るんですよ。ところが、アラブ人が経営する保全会社はやることが全く当てにならない。社員のスケジュールすら把握できてないんだもの...約束の時間には絶対来ません。来ても修理はいい加減で、全てが「雑」。ワタクシ、家主が契約している保全会社とは毎回大喧嘩しています。おかげで「怒りの英語」は素晴らしく上達しました。
こんな調子なので、エアコン修理専門の民間業者がドバイでは繁盛するのです。
さて、我が家の寝室のエアコン、昨年の年末に修理していますが、先月あたりから風が何かカビ臭いような...今週の頭には、明らかに冷えが悪くなりました。コレは、そろそろ来るな...
が、ドバイで働いて3年、おかげさまで現在は他業種に知り合いがいっぱいいます。我が家のエアコンは韓国LG製、LGドバイには知り合いがいる...
ということで、今回は先手を打って、LG自身に間違いないメンテ業者を手配してもらう事にしました。
その日のうちに、「明日の午前中に業者を派遣しますヨ」と快諾され、しめしめ。今回は「転ばぬ先の杖」、よしよし...
と思っていたら、家から連絡。
「エアコン止まっちゃったよ」
な、なんですと~
家に帰ってみたら、寝室は南国気分満点のトロピカルルーム(温度だけ)に。寝れませんがな。
その日は別ユニットのエアコンで涼しいリビングルームに夫婦二人で転がって寝ました。キャンプかい...まあ、考えようによっては、エアコン効かずに寝室で寝れない日数が最小限で済んだ、という事でポジティブに捉えましょう。
エアコン、翌日には約束の時間に業者がやってきて、キッチリ直してもらえました。LGさん、ありがとう
これが恐らくドバイ生活最後のエアコントラブルになるでしょう。
...そうである事を祈ります。]]>
日本のスイカは...超高級品!
http://enjoydubai.exblog.jp/11404487/
2009-06-28T04:26:00+09:00
2009-06-28T04:33:08+09:00
2009-06-28T04:26:05+09:00
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日々の暮らし
ココ、Merucato Mallは、ドバイのビーチエリア、金持ちアラブ人の邸宅・別荘が多い高級住宅街にほど近い場所にあるショッピングモールです。その中にあるスーパー・スピニーズでは、よく日本食品フェアが開催されています。
今回は...
あ、鳥取スイカだ!
さすが日本のスイカ、色鮮やかでつやが良く、形も真ん円。みずみずしくって美味しそうです。
んでお値段は、
...え?
キロ74.5Dhs、一玉だいたい880~900Dhs=約2万5千円
うぉー、何じゃそりゃ?
ちなみにお隣で売られているイラン産のスイカはキロ2.5Dhs、約1/30のお値段。
売れるのかな?
確かに、ココで流通しているスイカより圧倒的に美味しいですけど、日本のスイカ。
このキャンペーンのために、生鮮食品は全て空輸、加えて売り子さんを日本から呼ぶのでコストがかさむのが理由だそうですけど...
張り込んで、どんな人が買っていくのか、見たかったなぁ...]]>
夏本番になる前に
http://enjoydubai.exblog.jp/11301851/
2009-06-14T04:57:42+09:00
2009-06-14T04:57:43+09:00
2009-06-14T04:57:43+09:00
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日々の暮らし
仲間たちと嫁さん・1ワンで、砂漠の夕日を見に行きました。
砂漠の中であれば、日暮れの風はまだ涼しかったです。
コレが最後の砂漠の夕日見物になるかな...?]]>
流れ流れてドバイ
http://enjoydubai.exblog.jp/11202101/
2009-06-01T03:41:08+09:00
2009-06-01T03:41:12+09:00
2009-06-01T03:41:12+09:00
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日々の暮らし
ワタシが勤める会社のそば、フードコートの裏に、ここ数週間スズキのストリートマジック110が放置されてます。
ストマジ、こちらでは売られていません。恐らく日本から流れてきたんでしょう。
中東には、悲しい事ながら日本から盗難車が流れてきます。盗難車ばかりではなく他地域ではもう値が付かないような中古車もそうですが、他の荷物と一緒に船に乗ってやってきます。恐らく船員たちが出どころのはっきりしないバイクを知ってか知らずか持ってくるのでしょう。そういうクルマはナンバーが取れません。ワタシが勤めているような非課税地域で港の下駄として乗りまわされ、ボロくなったらこうして放置されるんです。
このストマジ、観察してみると欠品もなく、レバーは両方ともラリーXのものに換装されてるし、その他にも細かい通好みの改造がされています。元の持ち主は結構入れ込んでいたんだろうなぁ、と思えます。そんなバイクが「値も付かない中古」だったとは思えません。恐らくは...盗難車でしょう。
中東は久しく「盗難車の中継基地」として有名で、最近になってようやく政府が重い腰を上げ摘発に乗り出したので今は聞きませんが、一時は「ランクル、サーフ、ハイエースの盗難車が世界中から集結する場所」として有名でした。お隣りのシャルジャ首長国には右ハンドルを左ハンドルに改造する業者が多数いましたしね。(UAEでは現在、右ハンドルを左に改造した車ではナンバーが取れません)
このストマジのオーナーさんも、まさか自分のストマジがドバイで朽ち果てているとは思わないだろうなぁ、と思うとなんだか切ないです。
ちなみにイスラムの慣例法「シャーリア」では、窃盗罪はムチ打ち刑に処せられます。でも、盗む相手がイスラム教徒でない場合は興味の対象外...そこがまた切ないポイントです。 ]]>
週末の昼食
http://enjoydubai.exblog.jp/11138007/
2009-05-24T04:28:00+09:00
2009-05-24T04:31:52+09:00
2009-05-24T04:28:33+09:00
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日々の暮らし
我が家のワンは留守番が出来ません。日本にいた時はできていたんですが、妻が仕事を辞めてドバイについて来てくれてからは、家に誰かがいるのが当たり前になってしまい、短時間の留守番もできなくなってしまいました。なので、外出する時は常に犬バッグに入れて肩に担いでいます(体重がわずか6kgなのでできる芸当ですが)。
そんなんでは、とてもキチンとしたレストランには入れません(私が知る限り、ドバイにはペットOKのレストランなんて無い)。イスラムの習慣に馴染まない犬連れで来ていますので覚悟はしてましたが...
というわけで、我が家の昼食は常にフードコート。
そうなると、深刻な問題が生じます。それは...
ドバイにショッピングモールは数あれど、入っている店舗はどこも同じで大差ないんです。レストランに入れるなら話は違うんですけどね...
それでも、ささやかな抵抗として、毎回行く場所は変えてますけど...我が家の昼食のレパートリー、泣けるくらい少ないです。
なおこれはフードコートに限らず、ショッピングモール内の店舗全般に言える話。新しいショッピングモールが出来るたび、暇を持て余した皆さんが集まりますが...皆の期待値は一様に、「何か、新しい種類の店が入っていてくれ!」というもの。刺激の少ない中東に住んでいると、コレ、切実です...]]>
中東で暮らす:体重との戦い
http://enjoydubai.exblog.jp/10959804/
2009-05-02T03:55:00+09:00
2009-05-02T04:01:14+09:00
2009-05-02T03:55:00+09:00
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日々の暮らし
今年の2月末から、ダイエットを始めました。現在もまだ体重計とにらめっこの毎日を送っています。目標体重まで、もう少し...
中東は暑いです。
街は歩行者や自転車が往来できる造りになっていません。
ガソリンの価格は日本の1/3程度です(注:ドバイ。中東の他の国々ではもっと安いです)。
なので、この国で暮していると決定的に歩かなくなります。加えてワタクシの場合外食が多く、またコーヒー好きなものだから中東の激甘缶コーヒーをよく飲んでました。
その結果、3年間で何が起こったか、というと...
体重15kg増ガクガク(((;゚Д゚)))ブルブル
中東のオヤジたちがみなタルみたいな体型なのは、何も贅沢三昧だけでああなってるわけではないという事ですな(まあアラブ人は自分にとことん甘く、自制とか我慢とか節制とかいう言葉がアラビア語にあるとも思えんけど...)。
なお、コレはワタクシに限った話ではなく、同じく中東在住歴が長い駐在仲間たちは高確率で体重増に悩まされています。んで、ワタクシがなぜダイエットに踏み切ったかというと...
TV会議の時に画面に映る自分の姿が完全に自分の許容レベルを超えたから!!!
これまでにも知人から「凄い事になってない?」と言われたり、写真に写る自分の姿が明らかに丸くなってたりと自覚はあったんですけどね...体重計には恐ろしくて乗れなんだ...それがいけなかった。
会社には突如「バナナ隊」なる怪しげな日本人団体が誕生。毎朝、荷物計量用のデジタルスケールに順番に乗りグラフをつけ始めました。ワタクシも入隊を誘われましたが、さすがに15kgも増えてしまうと「朝食バナナ」なんて悠長な事は言っていられません。
そんなワタクシが2月末からやっているメニューは、コレです。
①食事量制限(コレは、看護師である妻の全面協力の下、無理ない範囲で)
②朝晩のピラティス(ヨガ派生の低負荷筋トレ。でも結構キツい)
③朝晩のラジオ体操第一&第二(バカにするなかれ、結構効きますゾ)&スクワット&腹筋
④週末夕方走る(平日は...ムリ!時間も気力も無いです)
⑤ビタミン剤&ダイエット系サプリ摂取
⑥毎日意識して歩く量を増やし、かつ速度を上げる
以上が功を奏し、4月終了時点の現在までの約2ヶ月で...
一気に10kg減量に成功しました!!
ズボンやシャツはずいぶんユルくなり、Gパンのサイズは3インチダウンしました。当面の目標はあと-5kg。中東を去るまでに、中東で付いてしまったぜい肉は全て中東で落として帰りますヨ。]]>
そして今年も風邪を引く。
http://enjoydubai.exblog.jp/10855310/
2009-04-20T03:35:00+09:00
2009-04-20T03:38:04+09:00
2009-04-20T03:35:30+09:00
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日々の暮らし
そして10日の深夜にドバイに帰着、平常運転に戻ったわけですが、
4月19日現在、
夫婦でヘビーな風邪を引いています。
前にもこのブログで書きましたが、砂漠の国でも風邪は引きます。例年、4月と10月は一応季節の変わり目。会社でも何人かは風邪でダウンしています。
どうも中国の東側(日本)と西側(中東)では風邪の種類が違うようで、日本の薬はほとんど効きません。地の風邪は地の薬で治せ、ということでしょう。
で、薬局に行くと必ず処方されるのが、この「NUROFEN」。結構強い薬なんでしょう、効きます。
それと一緒にお勧めされるのが、何らかのビタミンCサプリ。
風邪を引いたら薬を飲み、ビタミンCを摂取し水をたくさん飲んで、さっさと寝ろ。薬の種類は違えど、対処法は万国共通です。]]>
日本で大人気のドバイみやげとは??
http://enjoydubai.exblog.jp/10606381/
2009-03-22T04:44:00+09:00
2009-03-22T05:15:48+09:00
2009-03-22T04:45:25+09:00
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日々の暮らし
主な目的は「ドバイ生活延長に向けての追加買い出し」ですが、身内や旧知の仲間たちとの再会も楽しみにしています。
しかし手ぶらで帰るのもなんですなぁ。
そんなわけで、おみやげの買い出しです。
ばら撒き菓子として一番人気は、レバノンのブランンドチョコ「Patchi」。美味です。中東の王室ご用達チョコなんだとか。ばら撒き菓子と言っても、コレお安くはないですぞ。感謝して食え。
しかし親しい相手には、消えモノだけでなく何か形で残るモノを渡したいもの。多少の笑いも取りたいところですよね。
そんな時、我が家の一押しは、この首振り人形。このブログでもたびたび登場しています。我が家では「アハマッド君」と呼んでいます。
ところがですな、過去にアラブ女の子事情でアラブのバービー人形「Fulla」を紹介して以降、コレをリクエストされるケースが多いんですヨ。確かに、アバヤ姉さんの人形って珍しいし、たぶん中東でしか手に入りません。
なので、一度日本の仲間にお土産として持って帰った後も探していたんです。ところがどうしたもんか店頭から一斉に消え、すっかり手に入らなくなってしまった...人気が無いのかなぁ?現在は超品薄です。
そんな中、ローカル色の強いスーパーにて、ようやく見つけましたヨ。以前の黒オバケ仕様とは少し違いますが(写真右)...
同時に、他のメーカーの製品も発見(写真左)!コチラは「Jamila」という名前です。日本の「リカちゃん」に対する「ジェニーちゃん」ってところでしょうか。
ただ、このJamilaには何と...
夫がいる!!その名は「Jamil」。まあ、我が国の「リカちゃん」にも彼氏はいましたが...それも、「わたるくん」→「マサトくん」→「イサムくん」→「かけるくん」→「レンくん」と、清楚な顔に似合わず実に忙しい男性遍歴で、それはそれでどうかと思うけど...夫!!この設定は世界でも類を見ないかもしれませんなぁ。イスラム社会では自由恋愛などなく、兄弟以外の男性と仲良くなる=親が決めた結婚相手ですから、当然の流れっちゃあその通りなんですが。
中東の男らしさとは、こうだ!と言わんばかりにディスタージャ(オバQ)+濃い眉+ヒゲ面を再現。美意識の違いを感じますね。お子ちゃま向けでもコレかい...
リアルさを追求するなら、まゆ毛をつながり気味に、そして腹まわりにはもう少しボリュームを持たせたいところ。Jamil、おみやげとしてのインパクトはJamilaをはるかに上回り、主役を喰ってる感があります。や、やるな...
さらに、この「Jamila」「Jamil」には、他にも驚きのポイントが。それは商品パッケージ裏側のイラスト。
女の子の夢の世界がコレってどうなの...高級車やブランド品に囲まれ、子供をたくさん作る、それが女性の幸せのゴールライン、という企画者の意図がまじまじと...うーんアラブスタンダードだ。私は日本人なんで、自分ちの子供には選びませんなぁ、コレ。深読みし過ぎかも知れませんが...今回はあくまで分別のある大人向けのインパクトおみやげですヨ。
今回発見した「Jamila」「Jamil」も品薄でしたので、棚買いしました。他のドバイ在住の皆さん、お好みでしたら頑張って探して下さいね。ハードルは結構高いですよぉ。狙い目はToy Storeやトイザラスよりもカルフール、またはGeantやHyper Pandaなどのローカル資本系スーパーです。]]>
サウジの文化イベント、ジェナドリアに行ってきた
http://enjoydubai.exblog.jp/10600190/
2009-03-21T06:16:00+09:00
2009-03-21T06:40:31+09:00
2009-03-21T06:16:36+09:00
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都市の紹介
3月初旬、久しぶりにサウジを訪問しました。
好きか嫌いかと聞かれれば間違いなく嫌いなサウジ...ですが、お仕事です。仕方ありませんね。今回の目的は色々ですが、その一つが年に一度、首都リヤド近郊で開催される文化イベントであるJinadriyah(ジェナドリア)の視察でございます。我が社も協賛しているローカルイベントなのですが、コレが本当に協賛するに値するイベントなのかを日本人の目で見極め、有益であれば来年以降の方向性を探るのが今回の使命です。
大都市リヤドから車で小1時間ほど走った、な~んもない砂漠の中でジェナドリアは開催されます。15日間の開催期間中延べ100万人が訪れるという、規模としてはかなり大きなイベントです。
しかし王族も訪れるイベントのため、軍&警察による厳しいセキュリティが実施されており、会場と外界が完全に遮断されているため、お祭り会場特有の楽しげな雰囲気は無く、なんか閑散とした感じが...他国のイベントとは雰囲気が全く違います。通門時には厳しいチェック。サウジのイベントはいつもそうですが、ピリピリした雰囲気が漂います。いつものように、入場パスなどあまり用を成さず、王族系の言葉添えを楯にネゴって入場。アラブ人を相手にする中で最も疲れる瞬間です。
こちら会場全景。開催中ですよ、コレ。本当にそんなにデカいイベントなのかしらん...
ちなみに今年は3月上旬でしたが、例年は2月。今年はアブドラ国王の都合が悪く延期されたのだとか。サウジのイベント運営は全てにおいてこんな感じで、だいたい開催時期の2週間くらい前まで待たないとスケジュールが決まらないんです。全てはアッラーのおぼし召し...王国なんでしょうがないです、ハイ。
ところが、中に入ってみてビックリ。なんじゃ、この人出の多さは?
外から見えた建物は、実はそれぞれがサウジの各地域の文化を紹介するパビリオンでした。ジェナドリアの正体は、サウジの地方万博博覧会だったのです。
加えてこの日は女性の入場が家族帯同を条件に認められる「Family Day」でした。普段は見渡す限りヒゲ、ヒゲ、ヒゲです。ワタシも中東に3年住んでいて、こんな黒オバケばっかの光景を目の当たりにするのは初めてです。21世紀の現在でも厳格に「男女は席を同じくせず。同じ空間に居ること自体がダメ、ゼッタイ!!」なサウジ、本当は我々も女性の家族を帯同していないと入れないのですが、スポンサーとして特別に許可してもらってます。
ちなみに昨年までは「Ladies Day」として開催期間中1日のみ女性の入場を許可していましたが、今年からは「Family Day」として3日間に拡大されました。「どうだい、サウジでも女性解放が進んでるだろ?」我々の常識からすれば悪い冗談ですが、事実これはサウジでは今までになかった大盤振る舞いなんですヨ。会場には女性のアンケート調査員なんてのもいて(サウジでは今まではあり得なかった)、インタビューされてる間は宗教警察がイチャモンつけてくるんじゃないかとヒヤヒヤし、変な汗をかいちゃいましたヨ。(ちなみに同行していたカメラマンは会場の写真を撮ろうとして「女性にカメラを向けるな!」と軍人に一喝されました)
さて、サウジのローカル文化を語る上では絶対に欠かせない存在、それはラクダさん。会場の至る所で大活躍です。グフヘェェ~(ラクダの鳴き声ってこんな感じ)
色んなところで、サウジの昔ながらの風景が再現されてます。
井戸から水を汲んでます。
コチラは粉を挽いてるところです。
コチラは国境警備隊の雄姿。もちろん現在では車やヘリですが、イメージ的には未だにコレが原点なんです。サウジ人=14世紀人が金持っちゃった姿、と言われる所以です。どれぐらいピンボケ感があるかと言えば、日本の警視庁の建物に甲冑や江戸時代の捕り物グッズがデカデカと展示されちゃうイメージですな。
その他、ラクダさんたちはあちこちで人を運んだり、子供向けのアトラクション扱いだったりと大活躍です。さんざん働かされて最後は食べられちゃったりもするし。
総括すると、このジェナドリア、確かにとってもデカいイベントです。集客力もあります。企業が金を出して協賛する価値は十分にあるといえます。
あくまで日本人であり、イベント企画運営にも参画する立場にある私個人としては、毎年開催する大規模イベントとしては「???」なのですヨ。この内容って、間違いなく「例年大差ない」んですワ。間違いなく。
でもね。
コレはサウジでは「アリ」なんです。彼らは刺激に飢えているんです。しかも、女性を含めた家族で行けるイベントなんてそうそう無いんです。
加えてサウジには、観光目的では入国できません。コレは純粋にサウジ人によるサウジ人のためのイベントなんです。サウジがサウジである限り、ジェナドリアはこのままの内容で100年でも200年でも続くのでしょう。
ちなみに私にとっては恐らく一生に一度のイベントでしょうから、結構楽しめました。という事をお伝えしておこうと思います。別の日に開催されたラクダ大レース(我が社がスポンサー)を見たかったなぁ。
なお、この後、想定外にサウジの現地会社の幹部に自宅に招待され、デーツ・激甘紅茶・マンディー(羊の丸ごと蒸し焼き)等々のサウジフルコース攻撃を受けました。想定していなかっただけに、コタえた...歓待してくれているのですから感謝せねばならないのですが、サウジローカルの食生活には3年経っても慣れません...]]>
円高狂想曲
http://enjoydubai.exblog.jp/10460202/
2009-03-01T00:29:34+09:00
2009-03-01T00:30:43+09:00
2009-03-01T00:30:43+09:00
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日々の暮らし
現在、日本円の相場は非常に不安定な状態となっていますな。
世界経済失速の影響を受け消費が冷え込みつつある中東において、日本企業は円高のダブルパンチを喰らっています。こうなると、会社ですから「為替損益分を営業努力で何とかせい」となり、販売の最前線に近い部署はてんてこ舞いとなるわけです。
ワタシの部署も、例にもれず現在てんてこまいです。
が、09年1月初頭に1ドル88円台をつけた日本円はその後じりじりと値を下げ、2月28日現在は97円台中盤。日本の現政権の不安定さによる国際的信用低下なども手伝い、3月の早い時期での100円台回復も見えてきました。
そうすると、超円高をベースに構築した代案は全て裏目に出ること事になります。まあ、為替がどちらに振れても対応できる駒を持つのは当然ですが悪いことではありませんから、「あんなに忙しい目に遭ったのに、仕事が無駄になった」と嘆かず前向きにとらえることが重要でしょう。
現在の円高は、円が強いというよりはドルが信用低下により価値を下げ、円がそのあおりを喰ったという要因が強いと見ています。日本円は長期的に見れば他の通貨に対して「強い」要素が乏しいので、今の円高が長期にわたる事は無いでしょう。
ところで中東の通貨は対ドル固定レートになっています。例えばワタシの住むUAEディルハムは1ドル=3.67AEDで常に固定です。ところが、生活消費財に関しては、中東はアメリカよりもECとの繋がりが深いです。食品の殆どはECもしくはECと経済的に近い地域からの輸入品です。つまり、日常的な決済はドル建てよりもユーロ建ての方が多いわけで、最近のドル安進行により中東通貨が連動して値を下げ、結果一般市場でインフレが発生してしまっています。生活者にとっては痛いです。例えばスーツのクリーニング。ワタシがドバイに来た06年、スーツ上下のクリーニング代金は20AEDでした。それが今や、48AED!倍以上です。
悪いことばかりでも無くて...ドバイでしている貯金ですが、1月のドル88円台で計算すると、最後に日本に送金した108円時点との比較で為替損だけで100万円近く吹っ飛ぶ計算でした。これ、だいぶ戻って来ました。ドバイを去る時点でいくらになっているかは「神のみぞ知る」ですが。逆に、日本の口座の貯金を円高ピーク時にコチラに全送金してたら、結構増えたのかしらと思ったり...
いやいや、為替は常に水モノなので、踊らされたら負けです。今の時代、半年後や1年後の為替環境なんて、そうそう正確に当てられるものではありません。]]>
遅ればせながら、1月にリゾートに行った話。
http://enjoydubai.exblog.jp/10307969/
2009-02-08T04:48:00+09:00
2009-02-08T04:59:05+09:00
2009-02-08T04:48:03+09:00
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日々の暮らし
帰国のチケットは既に購入済、その他準備も既に着手していましたので、少し心の整理と身辺再整理に時間が掛かりましたが、心機一転、ドバイ生活をさらに楽しみたいと思います。帰国を心待ちにしていた妻には申し訳ないが...4月には一度日本に連れて帰るので、辛抱してね。
先の日記で少し触れてますが、1月の頭にはモーリシャスに夫婦で旅行に行ってました。その時は「ドバイ駐在最後のバカンス」と思っていたので、どうせなら日本からだと行き難い所に行こう!というわけで...
スゴく良かったですよ、ええ。油断さえしてなければ...
モーリシャスは、ドバイから南下すること6時間半。赤道直下、アフリカのマダガスカル島の東に浮かぶ小さな島国です。日本からは直行便がありません。ここドバイからは1日1便の直行便が往復しており、アラブ人にも人気のリゾート地なんです。アラブの海も綺麗だけど、イスラムの地では水着ではしゃぐ事は(おおっぴらには)できないからねぇ。
抜けるような青い空、紺碧の海、白い砂浜...
宿代が高かっただけあります(奮発しました)。旨いメシ。そして...
酷い日焼け。
いえね、日焼け止めは持って行ったのですよ。妻には「塗れ塗れ」言っておいて、自分は塗らず...初日はパラソルの下で読書しようと思っていたので、うっかり...でも両足が影からはみ出し、実にヒドい事に。
これ、もう火傷です。二度熱傷。滞在2日目以降も日に日に悪化、足首が酷く腫れあがり、4日目には立ち上がることすらできなくなりました。5日目に現地病院で受診、抗生剤を注射してもらってようやく症状が落ち着き、何とか帰国の途に。(しかしドバイで再び症状が悪化して再度病院送りとなるのですが...)
いやぁ、良いところでしたよモーリシャス。妻は楽しめたようです。ワタクシが動けなくなってしまった影響でいくつかイベントがぶっ飛びましたが。
油断禁物、後悔先に立たず。皆さんも、ビーチリゾートでは日焼け止めをお忘れなく!
ドバイ駐在が延長になったんで、もう一回行くチャンスがありますなぁ。リベンジに...
いえ、次はエジプトに行きます(キッパリ)。海はしばらくイイです...このあと1カ月近く、湯船に浸かれなかったのは実に苦痛でした、ハイ...]]>
ツラい仕事
http://enjoydubai.exblog.jp/10203999/
2009-01-24T23:06:38+09:00
2009-01-24T23:06:38+09:00
2009-01-24T23:06:38+09:00
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日々の暮らし
ということは、私の下には当地採用のローカル社員がいるわけで、採用・解雇も私の責任で行わねばなりません。
本音で言えば、アラブ人は採りたくないわけです。あくまで一般論ですが、アラブ人はプライドばかりが高くて、自己評価と実力が極端に乖離しているケースが多いです。加え、プライドが邪魔して他者との良好な関係を築き難く、また壁に当たった時にその原因を自己に見出す事が非常に難しい...そんな感じなので、業務経験を通じてのレベルアップが他民族に比べて非常に遅いケースが多いのです。
悪い点ばかり挙げるのはフェアでないので、良い点を紹介しておくと、一般にアラブ人はマネージメントには長けています。下に有能なスタッフを付け、アラブ人スタッフにはマネージャーとして業務管理に専念させると、チームとしてはパフォーマンスが出る場合が多く見られます。逆に、担当者として実務をやらせるとメロメロな場合が多いです。これはアラブの文化も背景にあるので責めるわけにもいかないのですが...なので、ある程度実績がある年長者を雇用する場合はそう問題ではないのですが、若年のアラブ人を雇って育てるのは非常に大変である場合が多いです。
(私の妻の英語の家庭教師に聞いても、アラブ人の生徒が一番教えにくいそうですヨ)
しかし、だからと言って、アラブで暮しアラブ人を相手に商売をやっているのに、スタッフは日本人やインド人ばかり、という訳にはもちろん行きません。しかも、私の商売は企画・マーケティング。チーム内にアラブ文化を深く理解しているスタッフを置くことは必須です。
また、我が社は経営方針としてマルチナショナリティ組織化を推進中。本社からはアラブ人雇用を最重要課題の一つとして指示されている状況です。
そんな状況下、私のチームのアラブ人スタッフが他部署に異動となり、私はその後継としてアラブ人の新卒を一昨年の10月に雇用しました。
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人柄としては悪くないのでしょうが、全く使いモノになりません。できない事を認めない、人に教えを仰ぐことができない...大学で専攻していたというマーケティング知識も、実務レベルで見れば期待値を大きく下回っています。しかも、周囲の先輩スタッフとの人間関係構築が全く上手く行かず、社内ですっかり浮いた存在となってしまい、業務や会社生活を通じた自発的なレベルアップが全く期待できない状況に早々に陥ってしまいました。
部門責任者として、考え得る手を全て打ち、また忙しい中でも時間を取って本人にもあれこれと逐一アドバイスをしましたが、そもそも本人の社会人としての意識が薄く、いつまでたっても学生気分が抜けないお坊ちゃんの状態を脱する事ができません。
UAEの雇用ルールでは、雇用後3ヶ月間は試用期間という事で、期待にそぐわない場合は会社側の一方的な判断で解雇できることになっています。私は責任者として解雇を決断しました...が、彼の出身大学との関係、彼が新卒であり「私の判断が厳しすぎるのではないか」という人事の反対など様々な事情から、社としては「雇用継続」という形になりました。
まあ、後の祭りですが、それがいけなかった。そのままズルズルと1年以上が経過、本人のレベルは全く向上せず。私は責任者として放っておくことはできないので手当てをするが、結果的には全て時間の無駄。
このままでは会社と本人双方のためにならないと、昨年末に社長と直談判し、タイミングは逸していますが解雇宣告をする事にしました。
コレが私の今年最初の仕事になりました。本人は「理解できない」「なぜ今だ」と抵抗しましたが、じっくりと説得し、何とか離職してもらう事にしました。私にとっては、解雇宣告は実は初の経験ではありません。コレ、解雇を言い渡す側にとっても、実にツライです。当然ですが、私の側にも「雇用時に適性を見極められなかった」「育てられなかった」という負い目があるのです。解雇を言い渡す当日は胃が痛み、会社への足取りも重いです。その度に「こういう想いは繰り返したくない」と思うんですけどね。
今回解雇したこの若いアラブ人ですが、解雇が決まって身辺の記録や書類が改めて挙がってくると、私生活でも結構な問題を抱えていたことが明らかになりました。連日、社内の電話で私用の国際電話を掛けまくり。身の丈に合わない車に乗り、身の丈に合わない遊びをし、給料では当然足りずに親から仕送りをもらい、それでも足りなくて給料前借り&カードでローン。金銭面ではほぼ破綻寸前でした。今回支給される退職金で何とか完済できるようなので(この処理も私たちの方で相当に手を貸した)、結果的に彼にとっては解雇され生活をリセットすることがプラスに働くでしょう。一度地元の親許に戻り、MBAを取るために大学に入り直すそうですが...グローバル企業に再就職できたとしても、前回の失敗の原因が自分にある事に気付かない限り、彼はきっと同じ過ちを繰り返すのでしょう。最終日、私はかなり長い時間を取ってアドバイスしましたが、どこまで届いたことか...
GCCは出稼ぎ社会で、雇用と解雇は日常茶飯事なので、ドライに、かつ迅速に行わないといけません。変な温情をかけると、お互いのためにならないのです。人情派の私にはツライ社会です。]]>
しばらく消えます
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2009-01-09T03:55:43+09:00
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日々の暮らし
1週間、南の島に行ってきます。
仕事に穴が開かないように部下にはあれやこれやと指示し、さらに日本側にも協力を頼んではおきましたが...
電話&メールには反応しないつもりです。ゴメンね。だって、恐らくドバイ駐在最後のお休みなんだもの...]]>
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